スポンサーリンク

官能相場小説「誠司のアナリスト」

スポンサーリンク
スポンサーリンク
相場小説
スポンサーリンク

45歳を過ぎた誠司は、自分の男としての余生を考えて焦りはじめていた。ほとんど女を知らずに男としての機能を失っていくのでは、自分の人生が味気ないものになる。





どうにかして、自分よりも若くて、可愛くて、優しい女の胸に尻にこの顔を埋めたい。しかし、職場の女に手を出すと、あとあと問題になって差し支えるかもしれない。





さらに誠司が所属する部署には、性別は女であるが50歳を過ぎたおばさんか若くてもブスしかいない。リスクを冒して肉体関係をもつ価値がある女がいないのである。





女と出会う方法を悩んだあげく、「パパ活アプリがあるではないか」と誠司は思いついた。お小遣いを渡す関係であれば、仕事や家庭にも差し支えないだろう。





自分より年下で、一見すると清楚だが、脱ぐといやらしい女に昔から憧れた。あからさまに胸の谷間を強調する服や超ミニスカートを履くような女は苦手だった。





さっそく誠司はパパ活サイトに自分のプロフィールを登録した。実際の年収は1500万円だが、500万円盛って2000万円に設定した。





女の子にどのぐらいお小遣いを渡したらよいのかわからなかったので、「大人1回10万円~」としておいた。「大人」とは大人の関係ということだ。幸いにも米国相場で儲かっていたので、自由に使えるお金はいくらかあった。





それと同時に誠司はこれから大人の関係を持つ女たちの評価用にノートを作った。女の名前を書いて、その女の ①見た目、②身体の相性、③もう一度会いたいかを、×△〇の三段階で評価して記録に残してみたいと前々から考えていたのだった。





しかし、自分が交渉を持った女たちのリストが妻の茂子に見つかってしまったら大変なので、企業が四半期ごとの決算発表において売上高、EPS、ガイダンスがアナリストのコンセンサス予想を上回ったかを記録する要領で、関わった女たちについて評価しようと決意した。





ティッカーは、女の名前が「香里」なら「KORI」、「陽子」なら「YOKO」とする。売上高はその女の見た目が自分の予想を上回った場合は〇、予想通りなら△、下回った場合は×と書くことにした。





EPS(Earning Per Share)はその頭文字をとって、俺のエロい・ペンスルの感じ方としよう。俺のエロいペンスルと女のホール(hole)の相性がよければ〇、まあまあなら△、悪ければ×と書く。





ガイダンスについては自分がもう一度会いたい女であれば〇、可もなく不可もなくなら△、お金を渡して抱くほどの良さはなく、もう次はないと思う女なら×と書く。





妻の茂子には交渉を持った女たちの評価リストだとバレないように、ノートの表紙にマッキーで大きく「株ノート」と書いた。





パパ活アプリ内の女の写真はどれもこれもやたらと目が大きく加工されていて、こいつらの中学生時の美術の成績は絶対1だなと思いながら誠司はプロフィール写真を見ていた。





ひたすらスクロールしていると、誠司の好みにぴったりな女の写真がでてきた。名前と年齢は「マリナ、24歳」と書いてあり、顔は橋本マミナのような清楚系愛人顔で美しい。「この女だ」と誠司は心のなかで小さく叫び、以下のようなメッセージを送った。





「マリナちゃん、はじめまして♡僕の名前はSEIJIです。大人の関係になれる女の子を探しています。まずは顔合わせ1万円でどうですか?」





マリナからはすぐ了承の返事が来て、新宿の髙野フルーツパッパラパーで顔合わせをすることになった。





当日、店に着くと、清楚で美しい女が座っているのが見えた。はじめて会うのに、一瞬でマリナだとわかった。はにかんだ笑顔がなんともいじらしい。





まず顔合わせ料金の1万円を渡し、何でも好きなのを頼んでいいよ、というとマリナは苺のパフェを注文した。





若いマリナにはイチゴをハート型にした可愛いパフェがよく似合う。「こんなに初々しくて美しい女の子がパパ活だなんて」と誠司の心は感動してしまい、誠司のEPS(エロいペンスル)は興奮してしまった。





今日は顔合わせのだけのはずだったのに、だんだんと湿った空気になってきた時に誠司は勢い余って「今からホ、ホ、ホテルに行きませんか」と誘ってしまった。マリナは従順にうなずき、誠司はまたもやエロいペンスルとともに感動してしまった。





歌舞伎町のホテルに入り、服を脱がせるとマリナの肌は白く、恥ずかしそうな感じがよかった。抱きしめて支えたいほど華奢なのに、胸とお尻ははちきれんばかりのムチムチであった。





マリナのカラダはいたるところが敏感で我慢できずに漏らす感じのため息に興奮した。ああ…はやく中に入りたいと焦る気を抑えながら、十分に愛撫を繰り返した。





若くて美人なのに、21歳も年上である誠司に対して献身的で、パイずりも手こきも誠司が求めればマリナはなんでもしてくれた。





久しぶりに若い女のカラダを味わった誠司のEPS(エロいペンスル)は、快感のあまり、我慢することができずに5分で絶頂に達してしまった。





家に帰った誠司は満足してノートを開いてマリナの評価を書き込んだ。ティッカーはマリナにちなんで「MARA」とした。





売上高(見た目)もEPS(エロいペンスルとの相性)もガイダンス(また会いたい)も誠司のコンセンサス予想をはるかに超えたポジティブサプライズな女であった。





しかし、数日後、いくらLINEを送ってもマリナから一向に返信がなかった。パパ活アプリからもマリナのプロフィールは消えていた。





誠司はもう一度マリナに会いたい一心でパパ活を続けた。パパ活を続けていたら、どこかで会えるかもしれないと願った。





しかし、どの女も微妙だった。顔がよくても、ずっとマグロであったり、乳首の立ち具合、感度などが悪かったりで、すべてが〇な女はマリナ以外には出会えなかった。あからさまに穴を貸しているという態度で、手こきやパイずりを要求すると追加料金を要求される始末だった。





誠司がパパ活をはじめてから1年経過した。パパ活で出会い、交渉を持った女は100人以上にのぼった。





ーーーーーーーーーーーー
この1年間、夫である誠司の帰りが遅い。世の中は右を向いても左を向いても株の話ばかりで、暇な茂子は「私もちょっと米国株でも買ってみようかしら」と思った。





誠司には内緒で勝手に書斎に入ってみると、すぐに机の上にある「株ノート」を見つけた。ページを開くと、ティッカーシンボル、売上高、EPS、ガイダンスと書いてあり、約100個の銘柄名がならんでいた。




茂子は株のことは詳しくないので、売上高、EPS、ガイダンスがすべて〇のものを買えば問題ないだろうと思った。





いくつか銘柄を見ていると、「MARA」という銘柄にだけ売上高、EPS、ガイダンスともに〇印がついていた。他の銘柄はどれも×や△が混ざっており、素人の茂子でも手を出してはいけない株なんだなということがわかった。





茂子はとりあえず「MARA」株を57ドルで1000株買ってみた。日本円で570万円ぐらいだ。これで一儲けして誠司を驚かしてやろうと茂子は思った。



しかし買った次の日からあれよあれよと株価は下落していき、次の日もその次の日も下落を続け、34ドルまで下げた。







資産価値は日本円で340万円となってしまった。内緒で買ったので、誠司に言うこともできなかった。





こうやってマリナ(=MARA)は誠司にめくるめく快楽をもたらしたが、誠司の「”アナ”リスト」に掲載されていたMARA(=マリナ)は誠司の家計に不運をもたらしたのだった。




タイトルとURLをコピーしました